『チンクロニシティとは?』
この連載のタイトルにもなっているチンクロニシティとはなんぞや?
俺がよくSEXにおいてチンクロすると言っているのは以チン伝チンの事でありなんのこっちゃわからんでえってヒトが大半であると思うw
SEXとは本来一つになろうとスル事だと俺は思っていて「君の凹っこみは俺の凸っぱり」であるのである。
更にわからなくなってしまったかもしれないが二人以上でスルものなれど最終形態は一人になってしまうという事なのです。
つまり相手が自分に、自分が相手になってしまうというか二人以上いたのに深まってイクと相手との境目がなくなってしまう事があるのです。
これはよほどの事がないと中々到達出来ないのかもしれないけれど俺にはそういった経験がある。
これは生まれる時も死ぬ時も一人という人間が本能的に求めて止まない事だと思う。
カラダの快感とは摩擦に拠って生じるがしかし、摩擦だけで言うなら手コキや指入れの方がはるかに勝っているにも関わらず、ヒトは挿入シタくなる。
まんこは摩擦において手コキにはるかに及ばず、チンコは指よりも器用には出来ていない。
けれど挿入を求めてしまうのはなぜか?それが今言っていたチンクロがあると本能的に感じているからではないじゃろか?
前に今売れてる男優のMくんに質問された。
「麻郎さんの言う事の入り口まではわかってきたんですけれどその先がどうしても体験できないんですけどどーしたらイイでしょうか?」
「Mくんは理屈でコレを解き明かそうとしてるでしょ、俺も若い時に経験があるけれどこれは理屈で探ろうとすればするほど逃げてイクもんなんだよ。屁理屈やめて感じるようにシテごらん」
本人はわかったようなわからんような感じだったがコレは当に感じる、体験するしかないのだ。
感じた事を理性的に言葉にするのは容易ではない、しかも感じてもいない事を言葉にしてはイケないと俺は思うのだ。
イッたもん勝ちな世の中においては非常に歯がゆいのだが、中々ソレを実証出来ないのでもっともらしい事を言ったヤツがもてはやされるのだ。
本当にソレを経験しているのならば非常に面白い体験をしている訳だからして、その本人自体も非常に面白い人間になっているハズであるがそんな事もなく口だけ人間が多すぎてイヤになる。
グチってもしょうがないが、そんな連中はそのうち駆逐される。
本当の本物は接しただけでその面白さが伝わってくる。
このチンクロ、相手と同調するので完全にその状態でなくても相手にすごい影響を与えるようだ。
お客で行ってお金を取られないとか、逆に嬢の方であればお客さんをメロメロにする事だって可能なのだ。
チンクロの手前の状態で充分相手に影響を与えてしまうワケである。
例えばプレイに必要なのはその時間と空間をどう演出できるか?である。
平たく言えば誘導みたいなもんだ。
前回の「ソープで手コキ」のお姉さんも知らずにそんな状況を作り出していたわけだ。
相手に沿う事が出来れば知らず知らずに相手は自分のペースがわからなくなる。
そんな時にちょこっと変化を加えると相手はそのまま加えられた変化についてくる。
あまりヤリすぎると相手が自分に依存してしまうので俺は好まないが、撮影においてはキャストを自在に操るにはもってこいの手法だ。
ヒトにヤラせるのではなく自分からヤってしまうように仕向けるワケだ。
例えば詐欺の手口はこれに似ている。
ヤバいハナシになるので詳しくは言わないが相手をソノ気にさせるのがミソだ。
ソノ気にさせる事で自分と相手がハッピーになるならヤラない手はない。
相手は鏡とはよくいうが、まさしく鏡のようで自分のなりふりで相手は変わるものだ。
自分がどう行動したかで相手の出方が変わる事を覚えておいて欲しい。
相手かまわず振る舞っていては決してイイ事はない。
SEXや性の事においては特にソレが強く出る。
貴女が風俗嬢であるなら今の段取りをもう一度見直して客の立場になって組み立てを考えるべき。
そして貴方が客であるならば嬢の立場になって遊び方を考えてみれば貴方は嬢から好かれる良い客になれるだろう、決して都合のイイ客で終わらないハズだ。
それぞれの立場をよく理解し相手の側に立ってモノを考えるなんてコミュニケーションの基本みたいなモノ、それをよくよく考えてみんなハッピーなSEXライフを送ってほしい(^o^)