『空間の利用、時間の組み立て』
前にも出てきた故・南智子。
このヒトは女ヨヨチューと言われその巧みな言葉誘導、組み立ては絶品であった。
この組み立てというのはよくデートプランとかを立てた事があるヒトならわかると思うが始めにここに行ってなにを観て~ここでご飯食べてぇ……とかざっと言えば計画である。
デートの計画は大体がより良くスルために起こすものでありナニかを実現するための準備みたいなものだよね。
この計画を練る時、実際の場面を想像してアレコレ考える、これは映画を撮る監督や物語を書く作家も同じようなモノだが、実の反映がダイレクトな現場においてはよりリアルさが求められる。
そして俺の経験上、時間の区切りがあったほうがより組み立てはしやすい。
例えばハメ撮りをしてるならば撮影の都合や使おうと思っている尺に拠って構成が決まってくるのでだらだらハメてるよりシャープな流れになる。
俺自身は構成が苦手なのでイキ当たりバッタリが得意なのだが普通、一般のヒトたちは構成をするのが俺より得意なようなのでここの部分を考えてみるとイイ。
南智子は元々ビデオのヒトではなく風俗のヒトであった。
なのでプレイ時間が決まっている世界にいたので一定の時間内での組み立てに秀でていたように思う。
ビデオのワンシーンにおいての彼女の組み立ては素晴らしく、導入部分からフィニッシュに至るまでの持ってイキ方は非常に参考になると思う。
アテナ映像の「性感Xシリーズ」というのがあるのでぜひ機会があったら観て欲しい、俺は観ていないけどw
この組み立てであるが、単純に時間をここで何分稼いでとかいう時間割にしてしまったら全然ダメだ。
どのように相手に思わせるのかを想像してナニをすべきかを考え、そしてそう思わせる事が出来たなら次はどう変化させようか?どう展開を持っていこうか?そういった事を決められた時間内にどう割り振りすべきかを考えるべきである。
貴男が客の場合なら相手の展開してくる仕掛けにどう乗ってそしてどのようにしてソレを自分の快楽に近づけるようにするのかをプレイちうに考えてみれば一層楽しくなるハズだ。
そこで相手をちゃんと尊重して相手の用意している展開にあくまで乗るのが前提である、決してソレを無視してしまっては相手からの印象は最悪になる。
プライベートでのエッチでも同じである、プライベートの場合であるなら男側が誘導する事が多くなるので立場は逆転するが基本的にはおんなじ事である。
でも自分が意図したとおりに相手が乗ってくれなくてもソレは仕方ない事だと思い又違う組み立てを模索するしかない。
なんでもうまくイッてしまうのが楽しいワケではなく、上手くイッたら始めは楽しいがスグに飽きる。
相手はモノではなく人間なので絶対な組み立てはないし、相手が変われば組み立てもどんどん細部は変化してイカねば対応出来ないものだ。
その対応すべてが人間関係になってゆくので非常に人生は豊かになると思う。
自分の組み立てや相手の変化、違う相手とのやりとりすべてが新しい事であるので絶対はなく、この絶対がないというところが又ミソで、それが楽しさにつながってイク。
自分がどんな立場であれ立場を理解し、そして自分と関わる相手の立場も理解してあげれればこの楽しさの広げ方も更にパワーアップする。
相手をイカす事が楽しいと思うヒトがいる、でもソレのナニが楽しいの?と自問自答してみたらきっと興ざめスルでしょう?
ソレは理性的にハッキリさせないでいるから成立している事で理性的にわかってしまうと意義が薄れてしまう?
そんな事はなく、好きな事は好きな事で理由なんてないのだという地点まで理解を進めればイイだけのハナシでいっぺん理解を深めてみたら面白い。
相手をイカすというのは優位になりたいとか自己弁護とか復讐の場合だってある、本当に相手が喜んでくれるのが嬉しいって事だってある、そうした自分のほんとうの理由を自問自答して見つけておけば更にその事の意義が広がり発展してイクものだ。
例えば相手が喜んでくれるのが嬉しいにイキついた場合、実際相手がアナタの愛撫で喜んでくれてない場合アナタはどうすればイイのか?果たして的ハズれな愛撫をシテいる意味はあるのか?
相手が望んでいる事からズレている事に気づくにはこうした洞察が必要になってくると思う。
アナタが男であれ女であれ、相手に影響を与える事が出来るのは独りよがりなアナタの意志決定ではなく相手との相互理解によるものであることをわかって欲しい。
一人じゃないってぇ~すっけべな事ねぇ~♪
股お会いしましょう(^o^)