病は気から堕ちる
80年代に活躍したAV女優で高樹陽子ちゃんっていうヒトがいた。
当時のAVは売れてれば売れてるほど撮影では疑似SEXの場合がほとんどで陽子ちゃんも例にもれず疑似絡みだった。
俺も何度か会っているが彼女とは面白いエピソードがある。
アテナ映像の代々木忠組での撮影で彼女と絡んだ俺はいつも通りに疑似の絡みをした。
その時の絡みは他の作品で陽子ちゃんと絡んだ時以上に俺は頑張った、なんせ俺が当時大好きだった忠さんの現場だったからw
忠さんの現場で擬似だったのは後にも先にもこれだけであった。
疑似の女優さんと本番する女優さんとでは違いがあるんだけど俺はそんな事を意識させずに接する。
挿入だとかNG行為はモチロンしはしないが気持ちは本番と同じって事。
それは演技というより思い込みに近いような感じかもしれないが俺は疑似でもその子と本番してるつもりの気持ちで終始接する。
余談ではあるが結婚してお金を稼がなくちゃならなくなって男優バイトをしてた頃があって、その時にVHSがちょうどDVDになる頃で俺はソレの特典映像パートでの疑似絡みを任された。
本編では本番している女優さんなのだがいわばオマケの特典映像ではギャラの関係等で本番はしない、よって俺のギャラもモチロン安くなる。
JHVの逆ソープ天国という作品でよく格安バイトをしていたが本編の本番シーンより俺の疑似の絡みの方がイイとお褒めを頂いていた。
しかも安いしw
それはなんでかって言うとおざなりな気のない本番よりも互いに気をやる俺の疑似シーンのが本気度が高いと言われた。
ハナシを高樹陽子ちゃんに戻すと彼女はマジメでサバサバした男っぽい性格だったと記憶しているがソノ絡みでは俺はいつもよりも彼女により接してみました。
その結果いつも以上に彼女は乱れてくれた。
しかし絡みが終わったら本人が取り乱してしまった!
「どーしよう!本番しちゃった!!」
確かに擬似で最後まで絡みを終えたのだが本人はあまりの夢心地のためか本当に俺とSEXシテしまったと思ったのだ。
監督の忠さんがニコニコしながら撮りテープを彼女に見せてあげて本番していない事を確認させていたw
ソレくらい気持ちというのは大事なモノで人間の場合気の持ちようがどんだけ~ってくらい重要なのである。
俺はよく疑似の絡みの最中に現場にきていたマネージャーに「本番は困ります!」と割って入られた。
客観的に近くで見ているスタッフも監督もあきれてしまっていたし当の女優さんからマネージャーはブチ切れられていたw
「今までで一番上手く出来てたのになんでぶち壊すような事するのよ!アタシが信じられないの!!」とw
俺は「マネージャーはじゃーまねえw」ってダジャレをかまして女優のご機嫌をとった。
ここまでカイてこの一連でなにが言いたいのかというと、ナニをやるにしてもそれに伴う気持ちを見つめ直そうという事で、とかくアリバイ重視の理性的環境の中で、エモーションというか感情の重視は外してはイケないと。
感情を理性で押さえつけるやりかたは本人に多大なストレスを生み精神衛生上よろしくないと思われる。
理性も感情も人間が持ち合わせているのは事実なのでその両方をちゃんと尊重しなければ人間に非ずと俺は思うのです。
理性も感情も同じくらい育ててそして状況に合わせて折り合いをつけるようにしていければそこにストレスはなく、俺の一番好きな言葉「だってしょーがないじゃない」の精神に近づくw
すべてを公平に天秤にかけていればとどのつまりしょーがないに落ち着く。
そこには潔さが必要で自分の都合だけで物事を考えていてはその境地には至らない。
すべてのものには理由がありそれなりの根拠を探り自分を含めてすべてを尊重して物事に当たれば今までと違った景色が見えてくると思います。
そうなればあなたは一皮ムケたズルムケ赤チンコの仲間入りw
男も女もカンケーなくムケた状態でイコー\(^o^)/