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ラム

太賀麻郎のチンクロニシティー第32話
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2019-08-03 17:00:00
100人同時チンコー
 俺はある時期ヤリまくりだった頃があった、ヤリまくりと言ってもフツーのソレどころではない。
1日に平均5人とシテいた、俺の周りには常に100人くらいが常時おり、抜けたり増えたりしながら常に100人くらいいた。
その100人がランダムに来るという感じで俺を中心に回っていたw
それこそ俺は女性の誘いを断った事がないくらいな状態だった。
俺にソノ気がなくとも相手が俺を求めればそこには立派な理由が成立すると思っていたので俺には断る理由がなかったのだ。
ただソレだけの人数がいると俺自身は相手が誰だかわからないという状況にも当然なった。
ファンのヒトだったりどっかの風俗嬢、AV嬢も当然いた。
会って俺が覚えていなくとも相手は俺を知っているワケなので馴れ馴れしかったりスル、本当に俺はこの子と知り合いなのか? と思うヒトも沢山いたんだが
 「俺とシタ事あったっけ?」とは聴けずにそーいう時は相槌だけ打って様子をみたw
しかしヤッてみれば即思い出した。
ソレは挿れ心地だとかの即ぶつ的なモノではなくて、その子との間に生まれたコラボを思い出すという意味で思い出したのだ、流れ作業的にシテいたら当然どれも同じになってしまう。
すべてに同じ自分のSEXを押し付けてしまい自分の中での変化はないから男優などは絡んだ女優をスグ忘れてしまう。
しかしSEXというモノは相手が必要なので自ずとそこには世界中で一つしかないその子とのコラボが生まれてくる、ソレは唯一無二なモノになるので当然覚えている。
俺みたいないい加減な男でもソレならば思い出せるのだ。
俺はポリアモリーであるとかじゃなくただ挑戦されれば誰とでもスルという風車の理論ってだけであった。

そこには俺の気持ちとかはどーでもよく、相手次第による関係が膨らんでいっただけの事。
シテいる最中に次の女性が着てしまうなんてのも多々あった、玄関にカギをしていないので次の女性が勝手に入ってきてしまうのだ、当然ドッキングちうな俺は一応今シテいるヒトにお伺いを立てる、権利はその子にあるワケだからw
 「イイ?」大抵は聴いたらなんのこっちゃワケわからん状態の女の子は「はい」という、そしたら次の子もそこに招き入れて3Pになった。
この頃は3Pが面白くてしょうがなかった、コラボの可能性が膨らむワケだから。
俺は男は女性の誘いを断ってはいけないと勝手に決めつけていたフシがある、ソレが男の器量だと勘違いしていたのかも。
そんな俺だけど結婚ちうは一度も浮気をしていない、そこに約束のようなモノがあれば忠実に守るのだ、
元カミさんはヤリチンな俺の事だから浮気しているんだろうと俺のケータイを覗いていたらしいがシテない以上なんも出てこないのは当たり前だった。
変なトコ真面目な俺は契約だとかがあればソレは義務であるである以上守るもんだとなってどんな誘惑にも負けなかった。
男女平等だとかを意識し始めたのはSEXにおいてだった。
俺が俺がと言っているうちはそこまでにしかならない事に気づいて今はお断りスル事も出来るようになった。
昔みたいに自由に勃起できなくなったので事に至れないこともあるし。
まだ気を使っていたが気を使わなくてイイからもっと腰使って!って言われてそんな気遣いもしなくなった。
そしたら超ラクな状態になれて今は勃つか勃たないかは貴女次第ですwと言えるようになった。
それでイイのだ、決めつけていたんでは進歩はない。
柔軟に物事を捉えあまり色んな事に左右されずに物事を捉えていれば道はどんどん開けてくるもんだ。
ただ最近は進歩ならぬチンポが柔軟になりすぎて困ること多々な状態で物理的な問題は精神論だけでは中々解決しない事もあるw
太賀麻郎
AV男優、AV監督
1980年代、絡んだ女優たちはエクスタシーを感じて、「もう一度会いたい」、「セックスしたい」と訴えたほど。
過去5000人の女性に“抱かれてきた”伝説の男優。うち3000人以上はプライベートでのセックスとなる。
著書に『無重力セックス』『東京ルノアール』イーストプレス『AV黄金時代 5000人抱いた伝説男優の告白』 文庫ぎんが堂
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