鹿児島県志布志市のアップしたふるさと納税PR動画“少女U”が話題を呼んでいます。
動画はスク水姿の少女が「養って」と囁きかけるシーンから始まります。
終始男性声のナレーションが入り、
学校のプールのような施設で少女に食事、住環境を与え丁寧に育てるのです。
そして少女はプールに飛び込みウナギの姿に。
その後美味しそうなウナギの映像が映し出され、
また新たなウナギ少女の「養って」で動画は幕を閉じます。
この動画のアップ後、SNSでは「女性差別」「児童ポルノ、少女監禁を連想させる」などの声が上がり、
市には50件を越える苦情が寄せられたことからこの動画は担当者が削除処分としました。
(上の動画は一般ユーザーがアップロードしたものです。)
市はこの動画の意図として、「大切にウナギを育てていること」をアピールしたかったようです。
個人的には甲斐甲斐しく、愛情を持って大切に育てた少女が、直後ジューシーな蒲焼となって再登場を果たした
シーンで吹き出しそうにはなりましたが、ここまで批判の声があがるのは疑問が残ります。
「女性差別」とされる背景には近年進む女性の社会進出があります。
しかし、この動画から「女性は養われるもの」と捉えるには無理があるように思うのです。
動画内の男女が逆であったらここまで大事になっていなかったのではないでしょうか。
小川彌生原作漫画“きみはペット”は女性が美男子をペットとして養うというもの。
同漫画は実写ドラマ化までされ、最高視聴率13.1%を記録する人気番組となりましたが、
こういった批判の声があがり、制作中止になるといった事態には至っていません。
ウナギの擬人化少女を愛情をそそいで飼育する映像を叩いて、
男性を「ペット」と明言する作品を叩かないのはそれこそ差別と呼べるのではないでしょうか。
性差別にアンテナをはりめぐらせ過ぎて本質を見失っている気がしてなりません。
とはいえ、賛否の別れる動画であることは間違いありません。
つい最近ブレンディが牛を擬人化したCMで炎上していたことからも、
「まさか批判を受けると思わなかった」は通らないですよね。
批判を承知で攻めたのか、炎上目的で注目を集めたかったのか定かではないですが、
結果的に多くの人に志布志市を認知してもらえたことは間違いないでしょう。
鰻と言えば土用の丑の日ですが、土用の丑の日って夏だけじゃないって知ってました?
『土用』は四立(立春・立夏・立秋・立冬)の前、約18日の期間のこと、
『丑の日』は年・月・日・時の順序を示すための符号で十二支の二番目ことを指します。
そのため土用の丑の日は四季それぞれにあるということになります。
丑の日は「う」の付く食べ物を食べると良いという言われがあるのですが、
中でも夏に鰻を食べる習慣がついたのは“旬でない鰻を売りさばくため”だそうです。
天然鰻の旬は本来冬ですから、お菓子メーカーの仕掛けたバレンタインデーのような陰謀を感じますね。
因みに現代では技術が非常に発達しており養殖鰻は一年中美味しく食べられるそうです。
鹿児島県産の日本一の養殖鰻を食べて精力付けて!
吉原の日本一のソープランド街に遊びに行きましょう!